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起業と地域の再構築

起業,社会実装知識獲得

池谷 嘉一

関東学院大学 特任教授

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講座内容

世界的なコロナ禍の影響により、地域における起業の意味合いも変化し、それに伴い地域の再構築が望まれています。起業は他人事とはいえない身近な問題となってきたのではないでしょうか。
大きく成長するビジネスも小さな起業から始まりますし、小さなビジネスといえども価値の観点から見れば、大小の尺度だけでは測れない存在感を持つようになっています。
ビジネスを育てるエコシステムを地域に根付いたものにするには、蓄積された地域資源(歴史・風土・技術集積・人との関係性など)を共有し、それを束ねていく知恵がいま地域に求められているのではないでしょうか。
起業を軸とした地域の再構築。くつろいで、楽しく、始めましょう!

第1回 自分の人生をデザインする

自分が起業家になるか、そうでないかは別として、起業家マインドが必要な時代になっています。そこで、まず起業と自分との距離を考えてみましょう。コロナ禍以降、「新しい働き方」が模索される中、働く場所の問題のみならず、働くことの価値観や満足感にも変化が見られます。時代や会社に翻弄されない働き方、暮らし方をめざすために、まずは自分の人生をデザインしてみましょう。

第2回 地域資源の理解(1) 京浜の技術集積の今とこれから

日本の「失われた30年」の端緒となった1990年代。その時代に投げかけられた、時間的普遍性のある提言(「技術の集積構造」の三角形モデルなど)に注目しましょう。先端技術を産業化するためには、総合的な技術力が必要です。かつて「日本の技術センター」と評された京浜の技術集積を捉え直し(現状把握と可視化)、地域資源としての価値を理解します。そこから地域の未来図を描く手がかりとしましょう。

第3回 地域資源の理解(2) 「町工場」機能の再評価

この回も長年日本のものづくり現場を見続けてきた専門家の90年代の提言に注目します。技術・技能や情報と人がつながる結節点としての、かつての「町工場」機能を再発見しましょう。小さな組織とそのネットワークの今日的な意義やものをつくる喜びや楽しみの復権といった視点からも「町工場」機能を考えてみましょう。

第4回 地域資源の理解(3) 第三の波に乗れ

米国の第三の波を予見する三つのメガトレンド(インターネットの第三の波、ライズ・オブ・ザ・レスト、インパクト投資)に注目します。そして、それを自分の身近な地域に置き換えて眺めてみましょう。地域の課題や資源を見出し、それをビジネスとして立ち上げる可能性を考えましょう。提示された第三の波に参画する新しい人物像やパートナーシップの築き方などを、あなたはどう受け止めるか。自分の置かれた場所から考えてみましょう。

第5回 地域を動かす力の分析(1) ヨコのつながり

地域産業政策の成果としての「異業種交流」と「産業振興拠点」の形成の歴史を神奈川県の事例から理解します。地域を動かす力としての新たなヨコ連携の可能性について考えましょう。また、変化が「辺境」から起こった事例を振り返り、これから地域を動かしていくためのヒントを探ります。

第6回 地域を動かす力の分析(2) ソトとのつながり

これまでの地域間交流の事例を理解し、その信頼に基づくネットワークのさらなる活用を検討しましょう。中小企業の海外展開(中国)を振り返りながら、時代の変化を確認し、次のステップの参考にします。また、海外(台湾)の高度人材との交流や姉妹都市交流、地域の中小企業の先駆的な海外展開事例などの事例を共有し、そのネットワークの地域での活用ついても考えましょう。

受講対象者

起業を目指す学生・社会人・研究者・支援者

受講料

無料

実施方法

オンデマンドでの講義配信(計6回)
※受講申し込み者に動画のリンクをお送りします。興味のある講義をピックアップし視聴することも可能です。

受講期限

2022年3月31日(木)迄

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